和菓子って何味なの?
あんこはわかるけど、外側のお餅以外のものって何でできてるの?
和菓子を習う前は私もめっちゃ疑問でした!
そこで今回は、和菓子作りの基本レシピに必ず入っている3つの材料について
まとめてご紹介していきます!
和菓子って何でできてるの?を一緒にみていきましょう^^♪
和菓子作り①豆
まずひとつめは、豆類です。
- 何十種類もあり
- つぶしても、濾しても使えるので
- 幅広くお菓子のレシピに使われやすい
黒紫色のあんことつぶあん・こしあんの違い
よくみかける黒い(濃紫色)のあんこは、小豆を潰して→蒸して→濾すことで作られています。
つぶあんとこしあんの違いは、この潰す・濾すを繰り返す工程で
どれだけ元の小豆の形を保っているか?の違いで、食感は異なりますが、味は同じです☆
代表的な黒餡「大納言(だいなごん)」
- 粒の大きな小豆の一種で
- 煮た時に皮が破れにくい(腹切れが起こりにくい)
- これが名前の由来でもあり、
- その特徴のため、切腹の習慣がない公家の官職への贈り物とされた
黒餡と白あんは材料から違う
これと比べて、白いあんこと黒餡は材料から異なります。
白餡は、白いんげん豆からつくられ、元が白色のことから着色しやすいため
練りきり・上生菓子などに用いられることが多いです!
そして、白あんの特徴として、果物との相性がいいことが挙げられます。
苺大福とかは白あんを使っているのをよく見かけますよね^^
↓いろんな餡子を食べて勉強してみてね!
あんこ 老舗あんこ屋の味「試してみてセット」 あんこ 粒あん つぶあん こしあん 白あん 【1000円ポッキリ】
和菓子作り②米粉
和菓子で使われるお粉は主に、米粉です!
- うるち米
- もち米
それぞれの特徴についてまとめていきますね^^
うるち米
これは精白したうるち米を洗い、乾燥させてから粉にしたもので
上新粉(じょうしんこ)と上用粉(じょうようこ)が有名です☆
この2つの違いは、より細かい粉のほうが上用粉。
上新粉は、上用粉よりも粉が粗めで、価格も安めに売られています。
私は、どちらの粉も使ってみましたが、家で趣味で作る分にはどちらを使っても味・食感も変わらず美味しかったですよ☆
粉の使い分け
- 上新粉→柏餅、草餅、外郎など歯切れを感じる食感にしたい時
- 上用粉→じょうよう饅頭などの柔らかい食感にしたい時
お店だと食感や伸び具合歯切れのよさ、その他あんこなどの材料との相性もなども大切になるので、分けられて売られているのだと思います!
もち米
もち米から作られる粉の内、有名な5つをご紹介します!
- 道明寺粉
- 関西の桜餅
- 白玉粉
- 白玉、団子
- 求肥(ぎゅうひ)粉
- 羽二重餅、ゆべし、きび団子
- 白玉粉よりも粗い粉で、用途は同じ。
- 寒梅(かんばい)粉
- 落雁、豆菓子などの打物・押し物
- 梅の花が咲く頃に作られる粉で、新米が使われる。
- 葛(くず)粉
- くずきり、葛餅、葛まんじゅう
- くずの根からとったでんぷんを乾燥させて作られる。
- 葛のみを使った粉は本葛(ほんくず)と呼ばれ、品質が良く高価!
和菓子作り③砂糖
和菓子作りで使われる主な砂糖は4種類です☆
- 上白糖
- お料理によく使われ、スーパーでよく目にするお砂糖。
- 和菓子でも使用頻度が高く
- しっとりやわらかく甘味が強いのが特徴です!
- 白ざら糖(ザラメ)
- 一般家庭では使われず、
- 上品ですっきりした甘さをもつ
- 高級羊羹などに使われる。
- 黒砂糖
- サトウキビを搾り、煮詰めて作られる。
- 褐色で独特の甘さがありミネラルが豊富☆
- かりんとうや黒糖饅頭が有名
- 和三盆(わさんぼん)
- 和菓子といえば和三盆!!
- 粒子がとても細かく
- すっきりとした甘さと口溶けのよさが特徴♡
- 固めただけの干菓子でその良さを発揮する!
- 作り方:サトウキビの汁を結晶化させ、盆の上で三度砂糖を研ぐ(三盆)の精糖方法
本日の和菓子
小豆のこしあんで作った浮島と
白餡クリームを合わせた
ドレスカップケーキ☆
あなたもぜひいろんな餡子で和菓子を作ってみよう!
↑あまおういちご餡・焼き芋あん・珈琲あんのセットがおすすめ☆
次の和菓子作りをお楽しみに〜☆
ねりきりに挑戦してみたいな^^♡
コメント