和菓子は茶道とともに発展してきました。
和スイーツセレクトマイスターの勉強記録、今回はお茶と和菓子の関係について学んでみました^^
資格試験を目指している方や、どんな内容を勉強するのか気になる方は
ぜひ見ていってください☆
和菓子とお茶との歴史について
ここでは簡単に抜粋したものをまとめていきます!
鎌倉時代に、中国から伝わったお茶が習慣として根付きました。
- 禅僧に喫茶の習慣が根付く
- お茶請けとして出された点心は、今のおやつの原型
室町時代には、
- 茶の湯が武家社会に広まり、
- 茶菓子とともに提供されるようになりました。
茶菓子
- はじまりは、天文六年(1537)
- 焼栗、昆布、クワイなどから始まった。
- その後、千利休の茶会で、羊羹、いものこ、入り餅、薄皮などが提供されたことが記録に残っている。
安土桃山時代では、
- 高級品としての砂糖の使用が始まった
- 南蛮貿易により、砂糖と卵を使う有平糖やカステラが広まった
江戸時代に入ると、
- 庶民にも砂糖が入手できるようになり
- 茶の湯もさらに発展
- 茶菓子が作られるようになった
元禄九年(1696)頃の菓子は、茶菓子と惣菓子に分類された。
- 茶菓子→生菓子のこと、濃茶が合わせられた
- 惣菓子→干菓子のこと、薄茶が合わせられた
茶道と茶菓子、どちらを先にいただくの?
茶菓子は、お茶をよりおいしく飲むために出される菓子です!
①生菓子は濃茶と合わせます。
- 生菓子→濃茶(抹茶)の順でいただきます。
- 濃茶で胃に負担をかけないためと、
- また、先にいただいた生菓子の甘みが、茶の渋みをより引き立てます!
②干菓子は薄茶と合わせます。
- 薄茶(煎茶)→干菓子の順にいただきます。
生菓子は
- 練り切り、饅頭、羊羹などのことで
- 甘味が強く、口にした後も甘味が残る質感をもちます。
干菓子は、
- 落雁(らくがん)や有平糖(ありへいとう)を指し、
- 目で見て楽しめる、小さくて愛らしい形のものが多いです。
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生菓子の食べ方は?
- 基本は、楊枝で3〜4等分に切ってからいただきます。
- 饅頭の場合は手で食べて、汚れたら懐紙(かいし)で拭きます。
茶道はおもてなしの心なので、
客人がおいしいお茶を飲めるように
四季折々の季節感を出した和菓子が出されます。
和菓子に合うお茶の組み合わせ
日本茶を合わせるのが一般的で、
- 上生菓子→抹茶、煎茶、玉露
- 干菓子→抹茶、玉露、上級煎茶
- 薄くいれたコーヒーや紅茶、中国茶も相性がよいです。
私は、和菓子と組み合わせるお茶を飲んだことがないためこの分野はまだ理解できていません…
お茶との組み合わせが未経験なので。
いままでは、和菓子の勉強だけしてれば美味しいものが作れる!と思っていましたが
確かに、一緒にいただくお茶との相性も大切だな〜と感じました^^
次に和菓子を食べる機会があれば、お茶や紅茶でおいしさが異なるか、試してみたいと思います☆
まとめ
和菓子は茶道とともに発展してきたことがわかりました!
いつか和菓子をお客さんに提供する時には、喜んでもらえるようおもてなしの心をこめて
お茶に合う季節を表現した和菓子が作れるようになりたいです☆
和菓子の作り方やレシピにも、今後挑戦していきます!
今回の和菓子↓
さくさく食べる飴 ありへいとう【きなこ】 90g 有平糖
金平糖は食べたことがありますが、ありへいとうは食べたことがなかったので
こちらを食べて勉強してみたいと思います^^♪
金平糖とどう違うんだろう?気になりますよね!
しゅわっと食感の落雁もまた食べてみたいものです。
勉強だけじゃなく、食べてみて、作ってみたりした経験でも
和菓子を学んでいきたいです☆
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