こんにちは!
【毎日がカラフルになる♪ パステルカラーデコレーション】
an.de.art. あんであーと みさきです
さて、今回は
ケーキはなんで膨らむの?
です♪
素朴すぎる疑問ですが、私がお菓子初心者のときはなんでか?要因が何なのかがわからず
自分でもたくさんの和菓子、洋菓子レシピの分量や材料を置き変えたりして、実験を繰り返しました!
その末、最近やっと考え方がわかったので
あなたにもシェアしたいなと思ったので、できるだけわかりやすく書いていきます(^ ^)/☆
このブログを読んでわかること
- ケーキ生地を膨らませる要因はなにか?
- メレンゲ(卵白)とベーキングパウダーの違い
- メレンゲで膨らませるってなに?
- ベーキングパウダーで膨らませるってどういうこと?
- 使うならどっちがオススメ?
- これで生地が膨らむ!卵の製菓理論 ※難しめ
- 【砂糖なし&ハンドミキサーなし】3分で泡立つメレンゲの作り方動画
- 最後に* 初心者さんにオススメしたいものがあります。
では、はりきっていきましょー(^ ^)!!
1. ケーキを膨らませているものの正体をつかむ!
ケーキが膨らむ要因ってなんだと思いますか?
いいかえると、
どういう現象が起こって、ケーキが膨らんでいるのでしょうか?
ということです。
「ケーキが膨らんだ状態」というのは、ケーキ生地に大小なりとも多くの空気(泡)を含んだ状態なんです!
ディズニーの【トムとジェリー】アニメに出てくるチーズをイメージしてみてください。
ケーキの生地の中に、多くの空気を含んでいると
【空気の泡の分だけ生地量をカサマシ】できるイメージですね(^ ^)/★
そして、
空気が多いほど、ケーキはふわふわに焼き上がります♪
ですので、生地を混ぜるときには
- 空気をたくさん含むように混ぜ
- 空気をつぶさないように焼き上げる
多くのお菓子教室では、この2点を意識して混ぜ方など習うことができます。
2. メレンゲとベーキングパウダーの違い
ケーキを多く含ませるものには、大きく2つあり
- メレンゲの細やかな泡で膨らませる
- 膨張剤(ベーキングパウダー)を使う
それでは、この2つについて詳しくみていきましょう!!
2-①. メレンゲで膨らませる
* メレンゲとは、卵白をしっかり泡立てることでできるクリーム状のもの。
卵白のみをハンドミキサーで泡立てることで、
透明でとろっとした感触(卵白) → 白く濁りクリーム状のようなツノが立ちます(メレンゲ)
へと変化します。
メレンゲで膨らませるということは、こういうこと!
- この泡の数をできるだけ多くつくり
- かつ潰さずに生地作りを終え、
- オーブンで焼き上げることで【ケーキが膨らみます】
また、泡が細かいほど、つぶれにくいのもふんわりケーキを焼くポイントです☆
2-②. ベーキングパウダーで膨らませる
こちらは、お菓子用に作られた膨張剤【バーキングパウダー】を使うことで
ケーキを膨らませる方法です。
膨張剤は、生地作りのときに【薄力粉などの粉類と一緒に混ぜてつかう】のですが、
この生地をオーブンに入れることで
熱を利用して化学反応がおこり、
焼き上げている最中にケーキの生地内に細やかな泡をたくさん発生させてくれるんです!
2-③. メレンゲとバーキングパウダー、どっちを使えばいいの?
ケーキを膨らませるには、どちらか好きな方を選んでいただければOKなのですが、
それぞれの利点と欠点についてまとめると
メレンゲ:卵白 | 卵があればOK!!余計な買出し、添加物なしで作れる。 卵の泡で膨らむので、混ぜ方を失敗すると膨らまない。 |
ベーキングパウダー:膨張剤 | お菓子作り経験の有無に影響なく膨らむ。 膨張剤の保存期間が長い。(これ自体に賞味期限がない) |
ですので
お菓子作り初心者さんや、「混ぜる技術に自信がない」方は
②膨張剤をおすすめします!
失敗したくないときには併用するのもあり★
3. これで生地が膨らむ!卵の成果理論講座
ここで、卵の成果理論について少し触れてみましょうか。
いままでの項目と比べると少し難しめですが、
これからお菓子作りうまくなりたいな〜といった方は、理論を知っていると自分で簡単なレシピ作りができるようになりますよ★
**この項目は、まとめに追記しています。
もっと知りたいひとは、レッスンで詳しくお応えしております。お楽しみに♪
4.【砂糖なし&ハンドミキサーなし】3分で泡立つメレンゲの作り方動画
実践動画はこちらです↓
ハンドミキサーがなくたって、力が弱い女性でも全然okなやり方です☆
ある工夫を2つするだけで
メレンゲは簡単に作れるようになりますよ!
その2つの工夫とは
- あらかじめ卵白を冷やしておく。
- メレンゲ用の泡だて方を知っていること。
②のほうが結構重要だったりします。
お菓子作りのときと同じ混ぜ方をしていると、いつまで経ってもメレンゲにならず、
「あー、やっぱりハンドミキサーないと初心者にはキツイんやわ…」
ってなってしまいますよね。
私も知らなかったときには、5時間くらいメレンゲと格闘していました。(不器用すぎる…笑)
そのときは、「冷やしてみる」を追加したのですがそれでも3時間でしたね〜
ではここからは、この2つについてより詳しく解説していきます。
4-①. 卵白をあらかじめ冷やしておく
これは多くのお菓子ブログでよく見かけるので、実践している方も多いのではないでしょうか?
やり方としては、
卵を割ったあとの卵白をボウルにいれ、冷蔵庫で冷やしておく。
はい!たったこれだけです。
そんなん知ってるわ〜。やったことあるもん。というひと、ここからポイントいいます。
- 卵白をいれたボウルに水滴、卵黄、その他不純物は一切混入していませんか?
- ボウルをもともと冷やしておくと、よりいいですね!
お菓子の生地作りは多少アバウトにやっても美味しくできるものですが、
メレンゲさんは大変繊細なので、
メレンゲ作りだけは科学の実験者並みの慎重加減でお願いしますね!
* 以上の2点について、なんで?と思われた方はコメントをいただければ追記いたします!
4-②. メレンゲ作り用の泡だて方、知ってます?
「泡だて器で混ぜる」と言われれば、
空気を含ませるように円を描くように、上下に混ぜるのが通常ですよね。
ですが、これだと細かい泡が立ちにくく、いつまでたっても「メレンゲ」ができないです。
メレンゲを作りたいときの混ぜ方は、
- 泡だて器をボウルのそこに当てて、
- 左右に打ち付けるように動かします。
混ぜるというよりも、左右に「振る」といったほうがわかりやすいかも知れませんね。
実際の動かし方は、下記の動画をご覧ください。
どうでしょうか?
貴女のいまの混ぜ方と比べて、次回メレンゲを作るときにはこの混ぜ方を実践してみてください。
以上で【ケーキを膨らませるコツ】を4つご紹介してきましたが、いかがでしたか?
膨らまなかった要因はみつかりましたか?
では、最後に
今回のまとめと、最後に初心者さんへオススメをご紹介しますね!
まとめ
ケーキが膨らむのは、卵白をめっちゃ泡立てて作ったメレンゲのおかげ。
- しっかり泡立てて作った「泡泡」が膨らみの正体です。
- 生地に混ぜて作る、型に流すときに泡を潰すと膨らんでくれなくなります。(膨らみが弱い)
メレンゲだけでもそれなりに膨らみますが
ベーキングパウダーを合わせて使うことで、
- 慣れていないひとのメレンゲ泡立て不足を補ってくれたり
- 型に流し込むまでに泡を潰してしまっていても、BPが焼成中に生地内に細かな泡を発生してくれます
このような効果を、つくり手の技術に関係なく受けることができます。
* ベーキングパウダー(BP)とは、オーブンで焼いている間に生地内にガス(泡)を発生させることで膨らむ、膨張剤のことです。
「卵を泡立てることで、なぜケーキは膨らんでくれるのか?」の答えは
- 泡をたくさんつくっておくことで、あとから生地に混ぜたときに【たくさん空気を含んだ状態(その分膨らむ、カサ増し)になる】から。
- 卵白は熱を通すと凝固するので、[①で作った泡]が壊れにくくなるから。
★初心者さんにオススメしたい道具はこれ!
お菓子教室を運営する私が、初心者の時にこれ教えて欲しかった~\(>o<)/
というものを
最後まで読んでくださった貴女にだけ
いくつかご紹介しておきますね★
ぜひ、これからのお菓子つくりの参考にしてください(^ ^)/☆
【ベーキングパウダーの使用量は、 2~3人用ケーキ1台で約1gくらい】
ですので、記念日だけ、食べたいときだけ作る方には、こちらの小分けパックが使いやすかったです。
ケーキに生クリームたっぷりが好みだったり、メレンゲを大量に使う「メレンゲクッキー」などに挑戦したいひとは
安い1000円台のハンドミキサーをひとつ持っておくと便利になります!
ハンドミキサー選びのポイントは
- ビーターが2つ(*ビーターとは、泡立ての金属部分のことです)
- 【強・中・弱の3段階】以上の速度調節あるか
これなら泡立つ!「ケーキ屋さんの泡立てミキサー」
100均で売っている泡だて器では、同じホイッパーであっても
メレンゲ作りにかかる時間はだいぶ違ってきます!
泡立ちやすいオススメの泡だて器は
①針金部分が細く、かつ②多いもの です。
ぜひお気に入りを見つけてみてね☆
便利になる道具選びのポイント!! ぜひ参考にされてくださいね(^ ^)/
いままでは膨らまなかったケーキ・・・
だけどこれからは、ふっわふわなスポンジケーキに♪
貴女のお菓子作り こっそり応援していますね(^-^)♪
お店みたいなかわいいデコレーションケーキ♡
作れるようになりたい!
コメント