こんにちは。ソープカービングsue misaです。
最近ふと思ったことがありまして、それは
「カービングナイフの代用として、カッターナイフではできないのか?」
ということでした。
家にはカービングナイフもカッターナイフもあったので、何がちがうのか、両者のナイフを比べてみました。
カービングナイフは1200円程度で買えるのですが、買わないと家にはないですよね。
「やってみようかな?」と思っても、家にその道具がなかったら、「また今度にしよう」ってなって結局やらないまま…。あるあるです。
そこで、身近にある小さめのナイフである「カッターナイフ」を題材にして、今回比較してみました。
この記事の最後には、「カッターナイフで彫れる!カービングデザイン集」を紹介していますので楽しみにしていてください♪
それでは、「カッターとカービングナイフの違い、3つ」をまとめましたので、まずは動画をご覧ください♪
カービングナイフとの違いは、3つある!
カッターナイフとのちがいについて、3つご紹介していきます。
①刃のうすさ
カッターナイフもカービングナイフも、どちらの刃も1mm以下の薄さです。
写真では見づらいかもしれませんが、実はカービングナイフの方が紙のように薄い刃なっています。
より薄い刃のほうが、細かい模様を彫った時に綺麗に仕上がります。
それはなぜか、理由は主に2つあります。
例えばですが、みなさんは消しゴムハンコを作ったことがありますか?
消しゴムに文字を彫る時に、ハサミの太い片刃よりもカッターナイフの細い刃の方が、
- 消しかすが少なく
- 細かい装飾(☆や♡など) も
上手に彫ることができたと思います。
消しゴムに鉛筆で下書きする時にも、太い鉛筆よりも細いシャープペンシルのほうが、同様に綺麗な消しゴムはんこに仕上がったと思います。
つまり、①「消しかすが少ない」→ソープのカケラが残りにくい→
ソープに模様を彫った時に、模様の隙間にソープのカスがたまるのを減らせる
②「書くペンが細い(刃が細い)」→大きな模様だけでなく、細やかな模様をたくさん彫れる
*太いペン先(太い刃)と細いペン先(細い刃)では、同じ大きさの紙(ソープ)に描ける、模様の大きさも数も違ってくるということです。
結果、刃が細いカービングナイフのほうが、①細やかな模様を彫ることができて、
②綺麗な(ソープカスが少ない)作品ができることになります。
*また、カッターナイフの刃がなぜ厚めなのか?
というと、その用途としてダンボールのガムテープを切ったりするのが身近です。
切ったことのある片は分かると思いますが、ノコギリのようにギコギコと、奥⇔手前に何度も動かすことがよく起こります。
この時にカッターの刃をよくよく観ていると、左右にしなって刃が曲線形になっています。
この曲線状態になっても刃が折れないのは、カッターナイフの刃が厚いからです。
もし、カッターナイフの刃が薄くてよくしなる刃だと、高頻度で替え刃をしないといけなくなります。
「カッターとのちがいとカッターで彫れるデザインについて」
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