こんにちは。初心者さん向けの趣味講座をしています、suemisaです。
前回では、ソープカービングのための(前半)下書きをしましたね。中心の取り方と正円の書き方をマスターできたかと思います。
さて、今回で下書きでの練習講義は終了となります。
ジニアのモチーフをご用意しましたので、これを用いて花びらの線の位置・書き方について学んでいきましょう!
ジニア(百日草)モチーフについて
今回でモチーフとしたヒャクニチソウは、「プロフュージョンジニア」という種類のお花です。
この可憐さに惹かれたので画像をおかりしました。↓
ジニアの花びらと葉っぱの形が、初めてカービングする方向きだったので
今回のモチーフにジニアを選びました。
それでは、ジニアを描いていきましょう^^
ジニアの描き方
用意するもの
- 直径7.5cmで切り取った正円の紙
- シャープペン
- ものさし
- または、スマホのお絵かきアプリ
↑おすすめのスマホアプリ「アイビスペイント(無料)」
紙とペンがないときの練習に使ってます。
二本の指でスマホ内の紙が回転できて、線を書いたり消したり、何度も書き直したりできるので便利です。
書いた順番に線を表示して、動画になってスマホ内に保存もできます♪
ソープカービング下書きにぴったり!
お絵かきムービーが簡単に作れる!アイビスペイントの使い方はこちら
前準備
まず、二本の線を引き円の中心を取ります。中心に印をつけたら、そこから5mm感覚で12方向に4点ずつ印をつけていきます。
花芯
ペンは動かさずに左手で紙を回して、円を書きます。
(この内側が花芯となります。)
花芯のさらに内側に黒丸をかきます。
(この部分はカービングで窪ませるところです。)
黒丸以外の花芯に複数の点を打ちます。
花びら
花芯の外側の5mm間隔、3つ分のところに花びらを3周
これから描いていきます。
それぞれの間隔ごとに「花びら①」「花びら②」「花びら③」とします。
花びら①
これから花びら①を書いていきます。花びらの位置がわかりやすくなるように、上図のように印をつけます。
2つの線とひとつの点で花びら1枚になります。
それではこの印に沿って、花びらを書いてみましょう。
花びらの書き方
花びらも円を書くのと同様に、紙を矢印の方向に回すことで描いていきます。
この時の花びらの位置は、下側。時計でいうと6時の方向に紙をセットして回すと、描きやすいです。
もう片側の花びらも紙を回して描いていきます。紙の回す方向は、先ほどと反対回しになります。
この時の花びらの位置は、右下側。このように紙をセットすると描きやすいです。
花びらの一周目が描けました!
*花びらの書き方⑴と⑵は、基本の花びらの書き方です。なので2周目も3周目もこれと同じように描いていきます。
花びら②
花びら②の位置を、上図のように印つけします。
2つの線とひとつの点で、ひとつの花びらになります。
花びら①でご説明した「基本の花びらの書き方⑴⑵」と同様に、二周目の花びらも描いていきます。
花びら③
1周目、2周目と同様に印をつけて花びらを書いていきます。
これで花びらの部分が完成しました!
葉っぱ
葉っぱ1周目
上図のように印を書き、2つの線とひとつの点で葉っぱ1枚になるように描いていきます。
上図のように3本線の模様をつけて、一周目は完成です。
葉っぱ2周目
上図のように印を書き、2つの線とひとつの点で葉っぱ1枚になるように描いていきます。
上図のように1本線の模様をつけて、2周目が書けました。
これでジニアの下書きが完成しました!
全体を見てみましょう
ジニアの下書きが描けましたね!完成度はどうでしょうか?
花びら①で説明した「基本の花びらの書き方」で書いたことで、描いた花びらが放射状に綺麗に並んでいると思います。
これで下書き練習の講義は終了となります。綺麗なジニアが書けましたか?
まとめ
今回の1番のポイントは、基本の花びらの書き方でした。
描こうとしている花びらの位置を、描きやすい位置に持ってくることで、片側ずつ書いた花びらの曲線具合が同じになりやすい書き方となります。
ジニア以外の花びらでも、今回学んだ「基本の花びらの書き方」をすることで、綺麗に放射状に並んだお花・葉っぱが描けるようになります♪
ぜひ習得されてくださいね^ ^
それでは次回は実践です。この下書きをみながらソープにジニアのカービングをしていきましょう^ ^
ここまでついてこられた方は、ソープに綺麗なジニアが咲くので
楽しみにしていてください♪
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