こんにちは。suemisaです。
前回はカービングナイフの基本の持ち方と動かし方について、
学びましたね。
この持ち方を身に付けると、カービング中の刃先が動きにくく
怪我が防げるものなので実践までに習得しておきましょう。
今回は、紙とペンをつかってソープカービングの基本の動かし方(円の描き方)を練習しましょう!
これを行った後では、格段に上達しているのが実感できますので
思ったように曲線が描けないときには、
再度ここに戻ってきて今回のイメージトレーニングを行ってくださいね^^
用意するもの
- まるく切り取った紙(直径7.5cm程度の正円)
- シャープペンシル(消せるペンがいい)
正円の紙の切り取り方は、コンパスを使うと正確ですが持っていない方もいると思います。私も持っていません。
そのときは身の回りにある7~8cmの丸いものを使ってペンで線を書き、はさみで切り取ってください。
私はハーゲンダッツのカップのふたを使って用意しました。
直径が7.5cmである理由は、前回おすすめしたカービング用のソープ
「ペリカン石鹸のプチベリィ ソープS」がその大きさだからです。
同じ大きさで練習したほうがイメージがつかみやすいのでソープと同じ直径にしましたが、
円の形が正円で、手に持てる径であればOKです。
円の中心がとれるようになろう
正確に円の中心にしるしをつけるのは、カービングでは重要なことです。
始めに決めた円の中心がずれていると、それよりも外側に彫っていく花びらに大きなずれが生じてきます。(ずれは外側に向かって目立ちやすくなる)
ソープの片側に寄ったお花も素敵ですが、
均等に彫れるということは、イメージどおりの線がかけていることですので、
そうなればどんなモチーフも綺麗に表現できるようになっていきます。
始めのうちは円の内側から外側に向けて、均等に花開くように彫っていくことを目指しましょう!
中心の決め方
まず、丸く切り取った紙の直径を下書きします。
1. 物差しを横にスライドしながら、円の一番長いところを探して線をかく。
2. 紙を90度回し、同じように線をかく。(先ほどの線と90度に交わるように)
次に、90度に交わった線の交点が円の中心であるかを確認します。
3. 交点にペンをたてて、紙をくるくる回す。
*円に接するように物差しを置いておくと、中心のずれがわかりやすいです。
紙を一周回したときに物差しとの距離が変わらなければ、その交点が中心だといえます。
*もし3mm以上ずれたら・・
①円と物差しとの距離(隙間)が一番広いところを探す。
②物差しと反対側に円の中心を少しずらす。(画像だと上側にずらします)
③再度円をくるくる回して確かめる。
これを繰り返して微調整してみてください。
中心を決められたらそこに印を書いておきましょう。
これから、この中心を目印にモチーフを書いていくことになります。
まんまるな円の描き方
中心から1cmずつ離して、直径2cmの円を描いていきましょう。
この円が、お花の花芯の部分になります。
これ以降使うペンは書き直しができるようにシャープペンを使用するようにしてください。
まず、中心から1cmのところを物差しで計り、均等に8ヶ所印をつけます。
次に、その8ヶ所を通るようにペンで線をかいていきます。
このとき、ペンは固定したまま紙を左手で動かして
線をかくようにしてください。
なぜなら実際のカービングでは
ソープを動かすことで、綺麗な切り口で刃先が移動するので
結果なめらかな曲線を描くことができるからです。
反対に、ソープを動かさずにナイフだけで線を彫ろうとすると
ゆがんだ線になったり、細切れの線でつないだような曲線になってしまいます。
それぞれの点を通るように円を描くのは
とても難しいので、何度も練習しましょう。
この動きができれば ナイフをもったときでも、イメージどおりの線がかけるようになります。
まとめ
今回も、練習お疲れさまでした^^
カービングの動きは、慣れないうちはとても疲れます。
集中力をすごく使っているので練習後はリラックスタイムを楽しみましょう♪
(私はおやつを食べたり、ストレッチをしています)
さて、今回のお話は円の中心の決め方と
円を描くときの手の動かし方を説明しました。
どちらも地味なことですが、これが上手にできると
カービング全体の完成度が上がりますので、
綺麗なソープカービングを目指したい方は
何度も練習するようにしてくださいね^^
次回はお花のモチーフを使って、花びらを彫るときの
動かし方を学びましょう♪
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