②刃先の形
カッターナイフと、カービングナイフでは刃先の形に違いがあります。
- カッターナイフ…四角い刃先
- カービングナイフ…尖った刃先
この理由は、それぞれのナイフの使い方に違いがあるからです。
カッターナイフの使い道
カッターナイフは、ダンボール自体を切ったり、ガムテープを切ったり、または工作する時に色紙を切る時に使いますよね。
カッターはこのように、薄いものから厚いものまでなんでも切るという、大雑把な使い方をします。
ですので、刃の傷みが激しく替え刃がしやすいように、平行四辺形の刃が連なっている形をしています。
もうひとつは、尖った刃よりも四角い刃のほうが、刃自体の面積が多いという点で
刃が折れる負担を軽減していることです。
カービングナイフの使い道
カービングナイフの使い道としては、ペンに近い使い方をします。
紙にペンで絵を描くように、カービングナイフでソープに模様を描きます(彫ります)。
ですので、ナイフの持ち手もペンのように握りやすい形になっています。
カービングナイフの刃先の形が、細く尖っているのも、模様を描きやすくするためです。
カッターのように縦長のペン先よりも、先が尖っているカービングナイフのほうが絵を書きやすいですよね!
③刃のしなり具合
最後の違いは、それぞれの刃のしなり具合です。まずは動画をご覧ください。
カッターナイフの刃のしなり
大きく左右揺れていますね。
カービングナイフのしなり具合は?
先ほどのカッターナイフのしなりよりも、左右の揺れが少ないですね。
「刃がしなる」と良いこと?欠点?
刃がしなる、ということは、ソープに絵を描くという点では欠点です。
なぜなら、ペン先が揺れ動くペンで、絵を描くのは難しいからです。
それと同じで、ソープカービングでも同じように、刃先が揺れ動くナイフでは模様を描きづらくなります。
「カッターナイフでできるカービングデザイン集」
続きが気になる方は、次のページへ
コメント