![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/086CAC66-8C78-4A5F-B50E-85A9649F335C-500x369.jpeg)
こんにちは。ソープカービング(石鹸彫刻)、みさきです。
今回は、「一番簡単な花びらカービング」に挑戦していきましょう♪
今回のデザインは、前回の直線カービングから派生していますので、直線が彫れる方なら誰でも綺麗に彫れると思います。
その分複雑なデザインではありませんが…。難しいものは、また後ほど、少しずつレベルアップしていきましょうね!
簡単花びらカービング!はV字のくりかえしで彫れます
「簡単☆花びらカービング」は、今回と次回の2部制で完成するデザインとなっております。
まずは、第1部から一緒にやってみてください。
今回使う道具
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/1869C1F3-D125-4C47-AFAD-9BD154B0F948-500x375.jpeg)
今回使う道具は、以下の4つです。
- 前回(直線カービング)で使用したソープ
- カービングナイフ
- つまようじ1本…下書き用
- 物差し…直線の目印に使います
使うソープは、新しいものでも構いませんが、前回の直線カービングの練習で使用した、ソープがあれば、それを使って今回は簡単な花びらを彫ってみましょう。
V字の下書き
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/9CC583B4-348B-4B30-AD6E-72197FEF962F-500x372.jpeg)
上図のように、直線と直線の間が花びらになるように、V字を下書きしていきます。
これから行う下書きに沿って、後から実際にカービング(石鹸彫り)を行うので、しっかり取り組むと綺麗な花びらが完成します♪
また、下書きすることで、カービング時に模様を彫る事前練習をしていることにもなりますので、いきなり彫るよりかは下書きをしてからの方が綺麗な仕上がりになりやすいです。
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/F835922F-E4F9-48C5-8886-DEA30666DC3B-500x372.jpeg)
前回の直線カービング練習したときのソープがあれば、それを使いましょう。
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/69D41F11-C7A0-407C-B468-72D7780285D3-500x369.jpeg)
まずは、直線と直線(黒)との間に、少し長めの線(青)を下書きします。
* このときの青い線は、中心から同じ長さの線になるように書いてください。(以下の下書き時も同様に)
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/054AB419-DEE5-47D0-B9BC-B0C400CCD91C-500x367.jpeg)
先ほど下書きをした線(ここでは黄色線)の端に向かって、黒い直線の端から、V字になるように2本の線を描いていきます。
この動作をすべての直線間で行い、V字を8箇所下書きしていきます。すると、以下の図のように「V字花びら」が下書きできたと思います。
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/501AC307-914B-4963-B3E1-D6936B12EF80-500x375.jpeg)
これで下書きは完成です。
次にこの下書きに沿って、カービングナイフで彫っていきましょう。
カービング時のポイント!
このポイントを抑えると、カービングしやすくなるので、真似してみてくださいね♪
まずは、前回の復習です。
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/3D085EEE-B5E0-4E61-99EF-22E1E5EFF96F-500x372.jpeg)
- カービングするとき(石鹸にカービングナイフで彫るとき)は、
下書きの線とナイフの刃を合わせましょう。
これは、今後どんなに難しいデザインを彫るときでも基本になるので、よく覚えておいてくださいね♪
- 線と刃を合わせたあと、
ナイフの刃をさして、線の深さを決めます。以後その線は、この深さで彫り進めることになります。
* 線の深さの決め方は?
これは、個人のデザインの好みによっても変わってきますので、以下を参考にして決めてみてください。
- 模様をくっきりと表したい。(3Dぽく浮き上がらせたい)
→ ナイフを入れる深さは、深めがおすすめです。
ナイフで彫る深さが深いほど、最後に仕上がった時、立体的な作品に仕上がります。
花びらだと、一枚一枚が大きく厚みがあり、ダイナミックに主張したものになります。
どれくらいの深さかというと、私は5mmくらいでやることが多いです。←あくまでも目安です
また、反対に
- 薄めの花びらに仕上げたいときでは
→ ナイフを入れる深さは、浅めがおすすめです
浅いといっても、浅すぎると絵に模様を書いたような平面的になってしまうので、
私のおすすめは最低でも2mmはあった方がいいです。
では、前回の復習が終わったところで、今回のV字カービングのポイントの説明に戻りたいと思います。
V字カービング時のポイントは主に2つ!
- V字の左側と右側で、彫りたい模様の位置(ソープ位置)を変えること
- そのために、ソープの回す方向もそれぞれ違ってくるということ
V字の右側と左側の時に分けて、2つのポイントを見ていきましょう!
ポイント1 : V字の左側と右側で、彫りたい模様の位置(ソープ位置)を変える
ポイント2 : ポイント1によって、ソープを回す方向が変わってくる
①V字の左側。
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/283EBEA4-DFB6-42A2-B723-8F457945463F-500x371.jpeg)
V字の左側を彫るとき、
彫りたい模様の位置は、下側(6時方向)にセットしておく。
またソープの回す方向は、
時計回り→V字の左側を彫る という順番になります。
②V字の右側。
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/0BD973DD-6F87-4FE0-B768-F0BFEEF476BB-500x367.jpeg)
V字の右側を彫るとき、
彫りたい模様の位置は、右側(3時方向)か右下側(4時方向)にセットしておく。
またソープの回す方向は、
反時計周り→V字の右側を彫る という回し方になります。
V字の右側と左側で回す、ソープの方向をまとめると、以下のようになります。
時計回り→V字の左側を彫る→反時計周り→V字の右側を彫る→ 再度時計回りにまわして、V字の左側を…→ という流れになります。
上記の2点を抑えて彫ると、花びらカービングが完成します♪
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/104FCDA2-DFA4-4E6D-BBA5-E6653869CD95-500x375.jpeg)
今回の彫るポイントが、よくわからなかったよ。という方は、
- 動画をみて、再度ブログをみて学習するか
それでもわからない場合は、
- yotubeコメント欄から質問してきてくださいね♪
まとめ
![](https://suemisa.com/wp-content/uploads/2019/06/8E08C119-010D-4C56-8397-9B1CCED237BA-500x369.jpeg)
今回の「一番簡単な☆花びらカービング」のポイントをまとめていきます。
前回の復習(直線カービング)では、
- 下書きの線とナイフの刃を合わせるところから始めること
- 刺し始めのナイフの深さで、デザインの立体・平面感が決まること
今回のまとめでは、
- V字の右側と左側で、彫りたい模様の位置を変えると、彫りやすくなり、また仕上がりが綺麗になること
を学びましたね♪
具体的には、
- ソープを時計周りにまわして
- 彫りたい模様を下側(6時方向)にセット
- V字の左側を彫る
- ソープを反時計回りにまわして
- 彫りたい模様を右〜右下側(3〜4時方向)にセット
- V字の右側を彫る
- 1に戻る
でした。
それでは、また次回「一番簡単な☆花びらカービング(第2部)」でお会いしましょう♪
お楽しみに〜(^ ^)
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