こんにちは!
今回は、ソープの持ち方と動かし方(回し方)について説明していきます。
どうせなら、綺麗なカービング作品を作れるようになりたいですよね?
SNSなどでは上手なカービングを載せているひとがたくさんいます。
その人たちが、初心者の時に一番はじめに練習したのが、「ソープを左手で回す練習」です。
実は、カービングがうまい人は、石けんに模様を掘る時にナイフを動かすのではなく、左手に持ったソープを動かしているんです!
そんな、綺麗なカービングができる第一歩である「ソープの持ち方」と「ソープの回し方」について、今回は学んでいきましょう!
ソープの持ち方
①ソープを準備
まず、ソープの模様を彫る面を上にします。
②ソープを持つ
次に、ソープを左手の5本指でもちます。
このときに、それぞれの指の間の4つの空間が、ほぼ均等になるように手を丸めて持ちます。
これで基本的な持ち方ができました。
次はいよいよソープの回し方についてです。
ソープの回し方
ソープを上手に回せるようになると、カービングしているときに彫った模様がズレにくくなりますので、
練習しておいて損はないです。
まず、先程のソープの持ち方をします。
時計周りに回すと、親指と人差し指が上にきます。
ソープを反時計回りに回すと、人差し指と中指が上にきています。
基本的な持ち方はこんな感じです。
いまいち回し方がわからないな、という方は先程の動画を確認してみてください。
実際に模様を彫る時の、ソープの回す方向は?
ソープを回す方向は、①時計周りと②反時計回りの2種類ありました。
それでは、実際にカービングする時にいつ、どっちの方向に回したらいいかを解説していきます。
大まかには3パターンあり、花芯より下側(手前側)の花びらを彫るとした場合には
- 花びらの左側を彫る時
- 花びらの右側を彫る時
- 花芯(花の中心部分)を彫る時
「どっちに回したかいいか」は、最初はこんがらがるので、ゆっくり進めていきましょう。
①花びらの左側を彫りたい場合
花芯から手前の花びらの左側を彫りたい時は、写真の青矢印のように、中心から外側に向かって右下のカーブを描くように彫ることになります。
その時のソープの回す方向は、時計周りです。
ソープを時計周りに回すことで、ナイフは反対に反時計回りに動くことになります。
②花びらの右側を彫りたい場合
花芯から手前の花びらの左側を彫りたい時は、写真の青矢印のように、中心から外側に向かって右下のカーブを描くように彫ることになります。
その時のソープの回す方向は、反時計周りです。
先程とは逆で、ソープを反時計周りに回すことで、ナイフは反対に時計回りに動くことになります。
③花芯(中心部分)を彫りたい場合
花芯(お花の中心部分)を彫りたい時は、写真の青矢印のように、丸い円を描くように彫ることになります。
その時のナイフは、花芯の右側に当てて垂直に立て、刃先は下側に向いているイメージです。
ソープの回す方向は、花びらの右側の時と同様に、反時計回りに回すことになります。
おまけ* ナイフを持った時に、花芯が正円に描けない時の練習方法
丸く切り取った紙と鉛筆を用意し、左手で紙を右手に鉛筆をもちます。
鉛筆は動かさずに紙をくるくる回して円を書く。
今は円にならなくても続けると上達していき、カービングが格段にうまくなる方法です。試してみてくださいね^^
まとめ
- カービングの持ち方
ソープの模様面を上にして、左手で下から丸く持ち、5本指の間が均等になるように持つ。
- カービングの回す方向は
花芯から手前側の花びらを彫る時の左側を彫りたい時→ソープを時計周りに回す。
右側の花びらor花芯を丸く(円形に)彫りたい時→ソープを反時計回りに回す。
ソープがなめらかに回せる人は、カービングが上手になれる人です。
ぜひ練習してみてください♪
ではまた次回もお楽しみに。
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