まずはじめに、チマサンチュの種まき・発芽・双葉・本葉までの水耕栽培でのポイントについてわかりやすくまとめから書いていきます!
【サカタのタネ 焼肉レタス チマサンチュ】 緑色レタス 種 家庭菜園 水耕栽培
まとめ/ベビーレタス系の栽培方法
種から発芽まで編
・種は常に湿らせておくが、水が多すぎると腐るらしいので控えめにする
(水に種を浮かべて発芽させる人もいるみたいだけど…?どうなんだろう)
・レタスの種は光が大好きな種子なため、種の時から日光にたくさんあてること。(夜は光をあてずに暗くする)
・発芽温度は4〜25度なので、夏は暑すぎると発芽が止まってしまうため冷房と窓のある部屋で栽培するのがよい。
・レタスの種が発芽しない時→種の時からハイドロカルチャーがおすすめ
種の上は光がよくあたり、種の下はハイドロボールの力で水分をほどよく保持してくれるから。(空き容器に種と水を入れてティッシュをかぶせるやり方だと水分量の調整が難しかった、スポンジならうまくやれる人なら代用できるかも?)
その他は以下の成長記録の合間にポイントとしてまとめてありますので参考にしてね♪
ここからは、成長記録です。画像と天気と外気温も一応メモしてます。
今回の栽培に使用したのは、サカタのタネ【焼肉レタス、チマサンチュ】の種です!
1日目/種まき
2024/9/12(木)夕方から
夕方に焼肉レタス(チマサンチュ)の種が届いたので栽培開始!
豆腐の空きパックにティッシュを畳んだものを入れて種を12粒入れ、ティッシュが湿るくらいに水道水を含ませた。
まだ夏は暑いみたいでクーラーなしの部屋は暑めなので冷蔵庫にいれて夜は過ごすことにした。
※25度以上ではレタスの発芽が止まってしまうみたい。それなら冷蔵庫に入れて発芽させようと書いてあったが夜はいいけど日の当たる時間にも光がないから日中は「冷蔵庫で冷やした水」をあげれば暑さがましになるのではと思った。次に試してみたい。(レタスの発芽温度は4〜25度)
2日目/発芽はまだしていない
2024/9/13(金)晴れ、25〜32度
レタスの種は細長くて薄い。
ティッシュで包んでいたため乾燥はしておらず種は湿ったままだったが、発芽にはほどよい水分が必要みたいでこのままのやり方で発芽するのか気になったため、一旦発芽させてから発芽したものだけをハイドロカルチャーで栽培しようと思っていたのをやめて、
発芽からハイドロカルチャーしてみることにした。
お昼頃からハイドロカルチャーのための道具の準備をして栽培し、続けて発芽を見守った。
ハイドロカルチャーでレタスを発芽させるためのやり方
- ハイドロボールを洗う
- 水が濁らなくなってくるまで2〜3回洗う
- 容器にハイドロボールを2/3くらいの高さまでいれて、水道水は1/3くらいまで入れるにとどめておく。
- 水が多すぎると種や発芽後の根っこが腐ってしまうらしい
- 種を12粒間隔が開くように播いた。
- まく種の個数はすごくたくさんじゃなければよいみたい、たくさん播くほど 発芽と成長をした時に間引きが必要になる。
★種は何粒まいたらいいのか?
→サンチュは株間30cmと書いてあったが全て発芽するか分からなかったため12粒まき、最終は2株で生育する予定。(大きい容器がないため順調に育てば今回の株間は15cm位。)
3日目/発芽?種から根っこがでてきた
2024/9/14(土)くもり、25〜32度
昨日夜からクーラーの効いた25度設定のリビング兼寝室で寝かせておいたレタスの種、朝一番に発芽したか観察するとなんか横から生えとることに気づいた。
レタスの種は好光性種子で光がとても好きなためこのままカーテンをめくった窓側に置き直して見守ることにする。(クーラーもつけたままにしておく)
他の部屋でもっと光があたる場所があるがクーラーがないため、このままクーラーありの部屋で育ててみることにする。
光不足での徒長を気にするのは双葉が生えてから考えることにした。発芽までは温度が高すぎないことを1番に置いておこう。(レタス系種の発芽温度4〜25度で、25度以上になると種が休眠してしまう特徴)
夜まで何度か水分量確認をした。上部のハイドロボールが湿っているか、乾いてきていれば容器を少し傾けて湿らせた。
夕方になると朝よりも少し白い部分が長くなっている気がしたので、水分量と日光のあて方はこのままで明日以降も続けていくことにする。
夜は今日もクーラーのある部屋で寝る時に電気を消して暗くしておいた。(夜の間は水足しできないため、風は直接当たらない位置に置いておこう)
4日目/緑色の双葉が生えた
2024/9/15(日)くもり、24〜30度
昨日までは種から白いのが生えてきていたが、今日の朝みるとしっかりした緑色の双葉が見えた!嬉しい!
葉っぱがまだ小さいのと、ハイドロボールにやや埋まっている種からの発芽はまだ見えないため、液体肥料は加えずにこのまま水・光・温度を維持して見守ることにした。
明日からは液体肥料を使いそうなので、容器を準備して希釈のやり方をシミュレーションをしておきます。
500mlペットボトルの空き容器とハイポネックス微粉を用意しておく。
※ハイポネックス微粉の希釈率:水耕栽培ではどんな野菜の栽培でも1000倍希釈に薄めて使うようにとパッケージ裏に書いてありました。
お昼頃には種の抜け殻がみつかり、発芽は12粒中10粒していたが夕方の水替えの時に容器底の水の中に浮いていた2芽を発見したので、それも植えておいた。
今回種まきした種は全て発芽しました!
夕方になると双葉が出揃い、根っこも1〜1.5cmくらいに伸びたためか昼にはひたひただった水が目に見えて減り始めた。そのため今から1000倍希釈した液肥で栽培スタート。250ml分注いだら少し多かったかも。翌日の朝まで待って水位を観察してみようと思う。
★水耕栽培で使う液肥の薄め方
双葉から成長していくには、種からの栄養分だけでは足りなくなり液体肥料が必要になるので、作っていきます。
ハイポネックス微粉を水道水で1000倍希釈するやり方:水500mlに対して粉0.5g(付属スプーン1gの半分量)を溶かして使う。
溶け残り成分もそのまま使っていい。
溶け残った粉の部分は、育ってきた野菜の根っこが出す酸によって栄養素として分解される「可溶性リン酸」だからだそうです。
お昼頃には脱いだ種の抜け殻がたくさん落ちていました。
5日目/順調だけど成長の遅いものもある
2024/9/16(月祝)くもり、25〜31度
昨日の夜に位置調整して植え直したけど、今日まっすぐに生えてくれている。
双葉が開いてきて昨日より全体的に伸びてきた。
液肥の減り具合と温度に気をつけて栽培を続けます。
★徒長(とう立ち)させないためにできることは?
成長の遅いものは、のちのち間引くのかなと思った。今のうちに間引きのやり方とどれを採ったらいいのか等をもう一度調べておこう!
6日目/双葉が大きくなった
2024/9/17(火)晴れ、24〜32度
昨日の夜に双葉がとじていたものもあったため温度が暑くて徒長しつつある?と心配になったが、今日の朝双葉が大きくひらいていて安心した。
成長を実感するのは朝がわかりやすい。
植物は朝が一番元気なのかな?
液肥はまだあるためこのまま観察していこう!
夜になったら双葉がとじることに気づいた。双葉は、朝にひらいて、夜にとじるみたい。
夜になったら双葉は閉じておやすみしてますね(^^)朝になったらまた日光を葉っぱに浴びるためにひらくのかな?
賢いね♪
みんなは知ってた?
7日目/変化ほとんどない
2024/9/18(水)晴れ、23〜32度
昨日からの変化がわからなかったのと、液肥が減ってきていたので継ぎ足した。
ひとつだけ明らかに成長が遅くて弱々しい子がいるので、いつか間引きしないとなと思うけど、いつしたらいいのか迷ってる。
本葉はいつ生えてくるんだろう?
8日目/本葉が見えてきた
2024/9/19(木)晴れ、25〜32度
双葉の真ん中からちょこっと本葉が見えてきた!ちゃんと成長していて嬉しい。
チマサンチュの若葉ってどんな味?:昨日間引くか迷ってたチマサンチュの芽をひとつ抜いてみた。洗って食べたらレタス特有の苦味とシャキシャキ感があって、芽の時からレタスの味なんだなぁと思いました(^^)
今日も冷蔵庫で冷やしておいた液肥の水溶水を継ぎ足しした時に、ハイドロボールの隙間が大きめで芽が倒れて傾いたものがあったので、水道水で洗ったハイドロボールを継ぎ足ししました!
ついでに間引いたところに隙間があいたので混み合った芽を抜いて植え直してみた。ピンセットなしだと植えにくいですね。
植え直しする時は根っこや芽を千切らないように慎重にしよう!
これからは残りの11粒種分の本葉の成長観察になります。
9日目/本葉が成長
2024/9/20(金)晴れ、24〜31度
本葉が昨日より大きくなった!根っこがざるの下から長く伸びているのに気づいた。根はまだ細い。
朝に液体肥料を追加しておいた。本葉が生えてから1日1回継ぎ足そうと思うくらいには水が減っている。
10日目/本葉が双葉くらいの大きさになった
2024/9/24(土)くもり、26〜31度
本葉が双葉くらいの大きさまで成長していた。
★双葉と本葉の見た目と見分け方
- 双葉と本葉を観察すると、双葉は丸いけど本葉は先が少し細くなっていて葉っぱの周りがふりふりしていてレタスっぽいので見分けられる。
- 本葉は双葉の間から生えてくる。
一度間引いてからの11種分はどれもすくすくと成長している。
今日は液肥追加なしでいけそう。葉っぱも元気そうだけど緑色は弱め、レタスは薄めな緑なんかな?
最近の天気はくもりが多いので日光足りてるか少し心配になった。明日は大雨らしい。
★日光不足に耐性がつく液肥を使おう
私が使ってる微粉ハイポネックスのパッケージ説明欄に「日光不足耐性をつける効果がある」と記載があったので、液肥は1日2回はみて足りなければ継ぎ足しするのを続けていけば大丈夫かも(^^)
次のページでは、続きの11日目以降の成長記録を更新予定です!
よかったら次もぜひみてね(^^)
おまけ
★間引きから別々に育てる時
ペットボトルと玉ねぎネットとハイドロボールで植え替えてみよう!
ネットを使ったのは、レタスの根っこが通れてハイドロボールが落ちない網目でこれちょうどいいやんと思いついたからやってみた。(不織布でもできるらしい)
★ハイドロボール・スポンジなし栽培に移行できそう?
ある程度育ってきたならば、発芽時や双葉など小さい時に必要だった支えとしてのスポンジ・ハイドロボールはなくてもいける気がするので、次回やってみたい。空き容器の下から空気に触れる部分とその下に水がたまるような構造ならなんでも代用できると思った。
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